AURORADE® - カラーカーボン
-Challenge- 炭素繊維への着色
地球温暖化対策の課題に向け、電気自動車(EV)へのシフトが急速に進む中、より少ないエネルギーで航続距離を伸ばすため、車体のさらなる軽量化が求められています。
軽量化素材の1つとして、航空機や自動車に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の採用が進んでいますが、炭素繊維への着色は難しく、繊維特有の風合いや織り柄はデザインに活かされていません。
-Solution- 炭素繊維へのカラーデザイン付与
「AURORADE®」は、染料を使用することなく、着色が難しい炭素繊維に幻想的なメタリックカラーを実現できます。
豊富なカラーバリエーションとともに、炭素繊維の織り柄も意匠として表現できます。
CFRPとして成型されることで、自動車パーツのデザイン性向上とともに、車体の軽量化にも貢献します。
-Technology- 技術情報
技術概要
幻想的なメタリックカラー
炭素繊維へのカラーリング
着色が難しいカーボン繊維に、幻想的なメタリックカラーを実現。
染料は使用しない。
独自な発色メカニズム
発色原理
数nmの金属膜を炭素繊維上に積層させ、光の干渉を利用し、幻想的な色合いを実現
豊富なバリエーション
魅力的な意匠性を実現
基材のエンボス加工/グラデーション加工など更なる、
魅力的な意匠性を付与するとも検討中
CFRPへの展開
車内装/外装向け
炭素繊維をCFRPとして成型することで車の外装/内装用として展開が可能
技術詳細
幻想的なメタリックカラー
炭素繊維表面をメタリック加飾することで深みのある織目デザインを実現
様々なカラーバリエーションにも対応可能
様々なカラーバリエーションにも対応可能
独自の発色メカニズム
染料を利用せず、数nmの金属膜を積層させ光の干渉を利用することで独特の色合いを実現
豊富なバリエーション
グラデーション加工/エンボス加工など様々要望にも相談可能
Gradation
Patterns
CFRPへの展開
炭素繊維をCFRPにすることで
車載用途に適用可能
車載用途に適用可能