CPVC Resin & Compound

優れた性能はそのままに、塩ビ樹脂の耐熱性を向上した耐熱性塩ビ樹脂

住インフラ材

樹脂 原料

●塩ビ樹脂自体の優れた性能を損なうことなく、耐熱性を向上させた樹脂
●樹脂製品のみならず、そのままで成形に使用できるコンパウンド製品もラインアップ

塩素化塩ビ樹脂（CPVC）とは、塩ビ樹脂を塩素化することにより、塩ビ樹脂自体の優れた性能を損なうことなく、耐熱性を向上させた樹脂です。積水化学のCPVC 事業は、樹脂製品のみならず、そのままで成形に使用できるコンパウンド製品も取り揃えております。

CPVC成形加工フローと適用事例

押出成形、射出成形、カレンダー成形等、多くの成形方法で加工可能です。

特　長

塩素化塩化ビニル（以下CPVC）樹脂の略称で、通常の塩化 ビニル樹脂（以下PVC）に比べ、耐熱性等優れた特性を持つ、 熱可塑性高機能プラスチック原料です。

技術仕様

高耐熱

一般のPVC 成形体に比べ、耐熱性が10〜40℃向上します。		耐熱性の向上によって、高温時の加熱収縮性に優れます。
■塩素化度とHDT（熱変形温度）の関係		■塩素化度と加熱収縮率の関係（参考：プレスシートによる測定）

高難燃

難燃性に優れます（自己消火性樹脂）。

■材料の燃えやすさ

機械物性・熱特性

耐薬品性

多くの酸・アルカリへの耐性を示します。